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天真正传香取神道流武道教范(六)第五编 薙刀术

971 字

本文为 1941 年(昭和十六年)刊《天真正传香取神道流武道教范》中日双语校订版的全文转载,中日文对照编排:正文为中文译文,引用块为原书日文原文(附原书扫描页次)。

本篇为第 六 篇 · 第五编 薙刀术。

第一章 基本

第一节 姿势

如第四编剑术所述,坐作进退时始终保持端正、警觉而紧张的姿势,是一切动作的根本。

原文(掃描頁082) 第四編劍術にて述べたる如く、常に正しく油斷なく、緊張したる姿勢にて座作進退することは根幹である。

无论持薙刀或处于其他任何状态,都须避免失去身体中心;肘部不可外张,双肩放松,力贯下腹。上身应如杨柳般柔和,腰部则如磐石般稳固;姿势务求自然,并随时保持能够应变的状态。

原文(掃描頁082) 薙刀を持ちたる體勢、其他すべての場合に於て、體の中心を失はぬ樣、肘を張らず兩肩の力をぬいて、下腹部に力を容れる。上體はあたかも柳の如く柔かく、腰は確固たる岩の如くにして極めて自然に、何時も應變の態勢を持すべきである。

第二节 徒手基本

一、固体

所谓自然体,是比“气を付け”稍为放松的姿势。在自然体中,双手叉腰,左足后撤一步并沉腰,称为右半身之构;也可不撤左足而迈出右足,仍成同一姿势。由自然体右足后撤一步,或左足前进一步,即成左半身之构。此时面向正前方注视对手,颈、肩、肘等处不可用力,并须使身体中心始终落在下腹。

原文(掃描頁083) 自然體とは、氣を付けの姿勢より稍々ゆるやかなる姿勢である。此の自然體にて、左右の手を腰にとり、左足を一歩引きて腰を落す之を右半身の構と云ふ。此の時左足を引かず右足を出しても同じ構となる。又自然體より右足を一歩引くか、或は左足を一歩出せば左半身構となる。此の時、顔は正面を向きて相手を視る、首、肩、肘等に力を容れず、常に下腹部に中心がある様にするがよい。

持薙刀时多采用这种半身之构,因此左右两侧都必须充分沉腰练习。

原文(掃描頁083) 薙刀を持つ時は多く此の半身構であるから左右共に充分腰を落して構へる練習をすることが大切である。

二、步法

身体是否稳定、进退是否自由自然,均取决于步法是否正确,因此步法极为重要。

原文(掃描頁083) 體が安定すること、進退が自由なること、自然なること等正しき姿勢は、此の足の踏み方の適、不適にあれば大切である。

自然体时,两踵相距二三寸,足尖呈扇形展开。右半身时,右足尖直向对手,左足尖朝左;此时左足尖比自然体略为外开。左半身时,左足尖直向前方,后足尖向右打开。

原文(掃描頁083) 自然體の時は、左右の踵を二、三寸離し足先は扇形に開く。右半身の時は、右足先は眞直に相手に向ひ、左足先は左に向く。(此の時の左足先は自然體の時より稍々開く。)左半身の時は、左足先は眞直にし、後足先は右へ開く。

两腿左右展开时,足尖也应呈扇形;两足的位置不可平行,其延长线必须相交。(参照第四十七图)

原文(掃描頁083) 股を左右に開きし時も、足先は扇形に開き、常に足の位置は平行でなく、其の延長は必ず交叉する様に踏むべきである。(第四十七圖参照)

三、前进法

前进方法有居体前进、继足前进和左右交替前进三种。

原文(掃描頁083) 進むには、居體にて進む場合と、継ぎ足にて進む法と、左右交互に進む方法とがある。

居体前进,是前足向前的同时,后足几乎同步跟进,保持右半身或左半身的体势不变。继足前进,是右足先迈一步,左足跟至右足附近,再出右足,左足继续跟进。

原文(掃描頁083) 居體にて進むとは、前方の足を進ませるにつれて殆んど同時に後方の足も進めることにして、右半身或は左半身にてその體勢を變せず、そのまゝ進む法である。継ぎ足とは、右足を一歩出し、次に左足を右足の近くへ進め、又右足を出し、左足は之に継いで進むことである。

左右交替前进,即如普通行走般左右足依次向前。此时——〔下接扫描页084〕

原文(掃描頁083) 左右交互に進むとは、普通歩行する如く、左右順次に足を運びて進むことである。此の時、——〔次頁へ續く〕

〔承上页〕应沉腰前进,不可使身体失去稳定。

原文(掃描頁084) 〔前頁より〕體が不安定にならぬ様に腰を落して進むがよい。

四、后退法

后退有保持居体、姿势不变而退的方法,也有左半身时撤左足、右半身时撤右足的方法。依对手的进势,有时还须左右足交替后退。

原文(掃描頁084) 退き方は、居體にて姿勢を崩さず退く法、及左半身の時に左足を引き、又右半身の時に右足を引く法とがある。相手の進み方によつては、左右交互に退かねばならぬこともある。

后退多发生在遭受敌人攻击之际,动作容易崩散紊乱。因此必须比敌人的进势退得更充分,使自己始终处于安全间合。

原文(掃描頁084) 退くことは、多く敵に攻擊されし場合である爲め、その動作は崩れ易く、亂れ勝ちとなる故に敵の進む以上に退きて、常に安全な間合に自己を置かねばならぬ。

第三节 徒手攻防

应先以徒手练习构法、击法、受法及闪避法等,以巩固身体动作。

原文(掃描頁084) 徒手にて構へ方、討ち方、受け方、及び除け方等を練習して體を固めるとよい。

构法参照第六节,姿势与实际持薙刀时相同。

原文(掃描頁084) 先づ構へ方は第六節の構を参照し、薙刀を持ちたると同じ姿勢にて構へるのである。

击法运用第八节的要领;面、胴、首及草薙等,以手刀(小指侧)施行。切上、突、小手等——〔下接本页左栏〕

原文(掃描頁084) 討ち方は第八節を應用し面、胴、首、草薙等は手刀(小指側)にて爲す。切上、突、小手等

则以拳攻击。

原文(掃描頁084) は拳にて攻擊する。

受法与闪避法运用第十一节的要领。多以拳受击,但左胴遭到攻击时,以手刀承受。

原文(掃描頁084) 受け方、及び除け方は第十一節を應用して、之をなす、多く拳を用ひるが左胴を攻擊されし時は手刀にて受ける。

进击时多以单手实施,另一手置于腰间;但切上、石突攻击等情况使用双手。承受攻击时则多用双手。

原文(掃描頁084) 討つ時は多く片手にて討ち、他手は腰に當てる。但し切上、石突の攻擊その他の場合は兩手を用ふ。受ける時は兩手を多く用ふ。

这种徒手攻防应随时随地反复练习,以体会体捌与切入的顺序。

原文(掃描頁084) 此の徒手の攻防は隨時隨處に數多く練習し、體捌き、切込みの順序を體得するとよい。

此外,徒手连续动作若依第十二节“连续基本练习型”的顺序练习,进步会更快。

原文(掃描頁084) 尚、徒手の連續動作は、第十二節の連續基本練習型の順序に從つて之をなすならば、事に進んで上達も早い。

第四节 把刀

持薙刀的方法依所取之构略有不同,但通常握在柄的中央部位,左右手间距略宽于肩宽——〔下接扫描页085〕

原文(掃描頁084) 薙刀の持ち方は構により多少違うけれども、柄の中央部を持ち、左右の手の間隔は、身巾よ——〔次頁へ續く〕

〔承上页〕握持时使石突一端留有余量,不仅是为了敌人贴近手边时能以石突攻防;实际使用真剑薙刀纵横挥运,即使男子,若不握柄的中央部位也难以做到。近来有人把薙刀视同竹刀,制得轻、细、短,只握石突附近上下挥舞;这是无视薙刀实物、只拘泥于比赛胜负所造成的结果。

原文(掃描頁085) 〔前頁より〕り稍々廣くする。石突の方を餘して持つのは、敵が手許に飛込む際、此の石突にて攻防し得る爲めのみでなく、實際に、眞劍の薙刀を持つて縦横に扱ふのは、男子と雖も柄の中央部を持たなければ不可能である。然るに近頃薙刀を竹刀の如く心得て、輕く細く短くして、石突の邊を持ち上下に振り廻すのを見受けるが、これは薙刀の實物を無視して唯々試合勝負にのみ囚はれたる結果である。

携持薙刀行走,有夹于右腋与夹于左腋两种方式。但佩带大小两刀再持薙刀行走时,原应夹于右腋。近来本流多夹于左腋进退,是因为实际操作多取右半身之构,并为行礼后转入构势方便而采用的简化方式。

原文(掃描頁085) 薙刀を持ち歩く場合は、右小脇に抱へる時と、左小脇に抱へる場合とがある。しかし乍ら大小刀の二本を指して薙刀を持ち歩く場合は、右小脇に抱へたものである。近頃當流では左小脇に抱へて進退してゐるが、これは右半身構にて操作する場合が多いのと、禮をして構へるのに便な爲めに略してゐるのである。

将薙刀夹于左腋时,左手握住全长大致中央,石突朝后上方,切先朝前下方,刃口向上。夹于右腋时,以右手同样夹持于右腋。

原文(掃描頁085) 薙刀を左脇に抱へるには、左手にて全長のほゞ中央を持ち、石突の方を後上方へ、切先を前下方に、刃は上向きにする。右脇に抱へるは右手にて同樣右小脇に抱へるのである。

双手握持时,前手稍松,后手(石突一侧)稍紧;如握太刀一样,着力收紧小指一侧。

原文(掃描頁085) 兩手にて持つ時の握り具合は前方は稍々ゆるやかに、後方(石突の方)は稍々しめる。太刀の握り具合と同樣に小指側をしめるのである。

第五节 薙刀的交接法

薙刀的交接,有跪姿交接与站立交接两种。

原文(掃描頁085) 薙刀の受渡しは、跪して之をなす時と、起ちたるまゝ之をなす場合とがある。

跪姿交付时,先将薙刀夹于左腋,在受取者前方约一间处,以右手握柄并移至身前,使切先朝右上、石突朝左下,刃口朝向自己。前进两步后跪下,送到受取者面前。受取者左手在上、右手在下接过并举至额前;起身的同时将薙刀立于左斜前方,再夹于左腋。

原文(掃描頁085) 跪しての渡し方は、左小脇に抱へて、受手の前方約一間位の處にて、右手にて薙刀の柄を握り、前方へ持ち來り、切先は右上に、石突は左下方に、刃は自己の方に向け二歩進み跪して、受手の前に出す。受手は左手上に、右手下にして受けて頂き、起上がりつゝ、薙刀を左斜前に立て左小脇に抱へる。

站立交付时,交付者同样将薙刀夹于左腋,行至受取者前方约一间处,右手添握,将薙刀移到前方;右手在上、左——〔下接扫描页086〕

原文(掃描頁085) 起ちたるまゝの時は、渡す方同じく左小脇にとりて、受手の前方約一間位まで進んで右手を添へ薙刀を前方へ持ち來り、右手上、左——〔次頁へ續く〕

〔承上页〕手在下,切先朝上、石突朝下,刃口朝向自己;再前进二三步交给受取者。受取者左手在上、右手在下接过并举至额前,将薙刀立于左斜前方,松开右手,再夹于左腋。

原文(掃描頁086) 〔前頁より〕手下に、切先は上に、石突下に、刃は自己の方に向けて二三歩進んで受手に渡す。受手は之を左手上に、右手下にして受けて頂き、薙刀を左斜前に立てゝ右手を離し左小脇に抱へる。

第六节 薙刀之构

一、上段之构

上段有左右之分,但多采用左半身的上段。左上段取左半身,将石突置于脐部中央,切先朝后,刃口向上;双肘不过度伸直而略微弯曲,将薙刀举至前额附近。

原文(掃描頁086) 上段には左、右あるが、多く左半身の上段が用ひられる。左上段は、左半身にて石突を臍の中心につけて、切先は後方に、刃は上に、左右の肘は伸ばし過ぎず、少し屈して、前頭部邊まで上げる。

此构用于承受来击之面并转入攻击。

原文(掃描頁086) 此の構は面に討ち來るを受けて攻擊せんとする時に用ひられる構である。

二、清眼之构

清眼之构也分左右。左构取左半身,右构取右半身。右构时——〔下接本页左栏〕

原文(掃描頁086) 清眼の構にも左右がある。左構は左半身、右構は右半身にて薙刀を持つのである。右構の時

右手在前,左手贴于左腰附近,切先对准受方咽喉。若左手离开腰部,不仅姿势容易崩散,也不能形成正确的清眼。左构亦同,左手在前,右手置于右腰附近。

原文(掃描頁086) は、右手先に出し、左手は左腰の邊につけ、切先は受けの喉につける。此の時左手を腰から離すと崩れ易いのみでなく、正しき清眼には構へられぬ。左構も同じく左手先、右手を右腰の邊につけて構へる。

此构兼宜攻击与防御。前足膝略屈,后膝伸直。

原文(掃描頁086) 此の構は、攻擊に又防禦によき態勢である。此の場合、前足の膝は多少屈し、後膝は伸ばすのである。

三、下段之构

此构也分左右。右构取右半身;左构取左半身,左手在下、右手在上,柄贴右肩附近,石突朝上,切先朝下,刃口向上,对准受方中——〔下接扫描页087〕

原文(掃描頁086) 此の構にも左右がある。右構は右半身に執る。左構は左半身にして左手下に、右手上に、柄は右肩邊につけ、石突上にして切先を下に、刃は上を向け受けの中——〔次頁へ續く〕

〔承上页〕心,并使薙刀不离身体。

原文(掃描頁087) 〔前頁より〕心につけて、薙刀を體より離さぬ構である。

以上是常用的左下段;另有称为“冠入身下段”的姿势,多采用右构。取右半身,右手轻伸向前,左手如覆于头上,刃口向上。

原文(掃描頁087) 以上は多く用ふる左下段であるが、冠り入身の下段と云ふ構がある。之は右構が多く用ひられる。右半身にて右手は前方へ輕く伸ばし左手は頭上へ冠る如くにし、刃は上に向ける。

前一种下段可攻可守;后一种则是转入切上的构势。

原文(掃描頁087) 此の構の前者は、攻擊も防禦もなし得る構であり、後者は、切上げに行く構である。

四、天之构

此构取左半身,石突向下,切先向上,刃口朝前;左手握下方,肘略弯;右手抬至右肩——〔下接本页左栏〕

原文(掃描頁087) 此の構は左半身にて薙刀の石突を下方に向け、切先を上に、刃は前方に向け、左手は下方を握り、肘はやゝ屈し、右手は右肩に上げ

并屈曲贴近身体(但不可紧贴)。此构既可踏进一步发动攻击,也可实施防御。

原文(掃描頁087) て屈曲し、體につける(但し密着にあらず)此の構も一歩踏込み攻擊に出る構であり又防禦もなし得る構である。

五、阴之构

此构取左半身,将薙刀立于右腋;右手在肩高处握柄,左手握右腰附近之柄。此时刃口略朝右斜前方。

原文(掃描頁087) 此の構は左半身にて薙刀を右脇に立て、右手は肩の高さの柄を握り、左手は右腰の邊の柄を持つ構である。此時刃は稍々右斜前へ向く。

如同其他各构,面部朝向受方。两足间距比上述第一至第四种构势略窄。

原文(掃描頁087) 此の時の顔は各構と同じく受の方に向ける。足の踏み方は、以上一より四までの構より狭くする。

此构亦能灵活用于攻防与应变。

原文(掃描頁087) 此の構も攻防、應變の利く構である。

六、笹隐体剑之构

由右清眼之构大幅撤右足,转为左半身;同时旋转薙刀负于身后,使石突从左肩前伸出,切先朝下,刃口向上。此时左手向前伸肘——〔下接扫描页088〕

原文(掃描頁087) 此の構は、右清眼の構より右足を大きく引き、左半身となりつゝ、薙刀を廻して後方へ背負ひ、石突を左肩先へ出し、切先は下へ、刃は上に向ける。此の時、左手は前方へ肘を伸ばして——〔次頁へ續く〕

〔承上页〕推出,手腕屈曲,对准受方面部(指尖对准受太刀眼部附近)。此构为待机之构。

原文(掃描頁088) 〔前頁より〕突き出し、手首を屈曲して、受の顔面へつける。(指頭は受太刀の眼の邊につける)此の構は待機の構である。

七、十文字之构

此构取左半身,石突对准受方中心,切先朝后,刃口朝右。两腿大幅展开,薙刀保持水平;双手既不可蜷缩,也不可伸得过直。

原文(掃描頁088) 此の構は左半身にて、石突を受の中心につけ、切先は後方に、刃は右に向ける。此の時股は大きく開き、薙刀は水平に、左右の手は縮めず又伸ばし過ぎぬ樣にする。

这是从右半身翻刃切右胴,同时撤右足飞身退开后所取的残心之构。

原文(掃描頁088) 此の構は右半身にて刃を返して右胴を切りつゝ、右足を引き、飛び去りて構へる殘心構である。

八、逆手持天之构

逆手持天之构,将薙刀立于前方,刃口朝向受方。身体取左半身,左手以逆手握持,肘部弯曲约成直角,在肩高附近握柄。此时沉腰,左膝屈曲,右膝伸直;从直立薙刀的左侧观察受方。

原文(掃描頁088) 逆手持ち天の構は、薙刀を前方へ立て、刃は受の方に向ける。體は左半身にて左手を逆手にし、肘を略直角に屈げて肩の高さの邊を握る。此の時腰を落して左膝を屈し、右膝は伸ばす。立てたる薙刀の左より受を視る樣にする。

此构是故意显露小手、观察对手动静的待机之构。

原文(掃描頁088) 此の構は小手を出して見せ、相手の動靜を視る所謂待機の構である。

九、大霞

大霞是左足大幅踏入成左半身,同时由右腰附近逆袈裟切上之后的——〔下接扫描页089〕

原文(掃描頁088) 大霞は、左足を大きく踏み込みて左半身となりつゝ、右腰邊より逆袈裟に切り上げし事の——〔次頁へ續く〕

〔承上页〕残心形态。右手仍握薙刀,左手从左侧以逆手抬起,伸肘贴随薙刀;左手屈曲,如夹于左腋。切先对准受方左眼,刃口朝上。步位必须使受方、左足与右足大致处于同一直线上。

原文(掃描頁089) 〔前頁より〕殘心の形である。右手は薙刀を握りたるまゝ、左より逆手に上げ、肘を伸ばし薙刀に副ふ樣にし、左手は屈げて左脇に抱へる如く持つ。此の時、切先は受の左眼につける、刃先は上を向く樣にする。足の踏み方は、受と左足と右足とが一直線上にある如くならねばならぬ。

第七节 太刀之构

一、清眼之构

清眼之构可用自然体、右半身或左半身。右清眼的切先对准受方咽喉,右手在前、左手在后,两手间隔一握;柄头离身体三四寸。双臂自然,不可过伸或过屈,以小指侧着力轻握。

原文(掃描頁089) 清眼の構は、自然體、或は右半身、左半身にて構へる場合がある。右清眼は切先を受の喉につけ、右手前に、左手後にし、其間は一握り離す。柄頭を體より三四寸離して構へる、左右の手は伸し過ぎず又屈げすぎぬ樣、自然にして、小指側に力を容れて輕く握る構である。

此构可临机自在转入攻防。

原文(掃描頁089) 此の構は機に臨んで攻防の出來る自在の構である。

注:仅从执太刀取清眼的姿态,便可看出一个人的修业程度,因此清眼必须视为最重要的构势。(以下太刀之构参照剑术编各图)

原文(掃描頁089) 注 太刀を把りて清眼に構へたる態勢を見て、其人の修業の程度が知らるゝものなれば、最も大切なる構と云はなければならぬ。(以下太刀の構は劍術編各圖参照)

二、斜之构

此构取左半身并沉腰,将太刀水平置于右侧,刃口朝前下方;双肘不伸直,只略微弯曲。由清眼转斜之构时,撤右足的同时,如取阴之构般将太刀举向右肩,再降至右腋。此时不可低头看刀或把脸转向右方,必须始终注视受方,否则会给敌人可乘之机。

原文(掃描頁089) 此の構は左半身に腰を落して、太刀を右側に水平にとる構である。刃先は前下方に向く、左右の肘は伸ばさず、多少屈する程度にする。清眼より斜にとるには、右足を引くと同時に、太刀を陰に構へる如く、右肩へ上げつゝ右脇へ下して構へる。此の時受を見ずに太刀を見て、顔を右へ向けてはならない。之は敵に乘ぜらるゝ故に注意せねばならぬ。

此构既用于监视敌人举动,也是一种诱敌之构。

原文(掃描頁089) 又、此の構は敵の擧動を監視する構であり、又誘ひの構でもある。

三、阴之构

此构由自然体或右半身撤右足,转为左半身;同时将太刀引至右肩上,右拳略高于肩,左拳距右胸三四寸。肩、肘、手均不可用力;太刀略指向后方与右方,但不可倾倒过度,更不可向左或向前崩斜。

原文(掃描頁090) 此の構は、自然體或は右半身より右足を引きて左半身となりつゝ太刀を右肩上に引附け、右拳を肩より少し上にし、左拳は右乳の邊三四寸離して構へる。此の時肩、肘、手に力を容れず、太刀は稍々後方及右方に向けるが、餘り倒さず、左方と前方へは崩れてはならぬ。

此构不仅是待机之构,也能兼用于攻防。

原文(掃描頁090) 此の構は待つ構へのみでなく攻防共に利く構である。

四、上段之构

上段可取左半身或右半身,但本流多用左半身上段——〔下接本页左栏〕

原文(掃描頁090) 上段の構には、左半身と右半身に構へることがあるが、當流にては多く左半身の上段が用ひられ

由清眼转上段时,右足后撤一步,同时双手充分举至头上,如俯视对手般构势。必须注意切先不可垂向后方。

原文(掃描頁090) る。清眼より上段にとる場合は、右足を一歩引きつゝ、諸手を頭上に充分に上げ、相手を眼下に見下す如くに構へる。此の時、切先が後へ下らぬ樣に注意しなければならぬ。

此构用于发动攻击,也可用于观察对手动向。

原文(掃描頁090) 此の構は攻擊せんとする構であるが、又相手の動きを見守る構でもある。

五、鸟居之构

鸟居之构取右半身,右手握柄,左手抵住太刀物打处的刀棟;双手举至略高于面部,双肘稍屈。

原文(掃描頁090) 鳥居の構は、右半身にて右手は柄を持ち、左手は太刀の物打ちの棟に當て、左右の手を顔面より少し上に揚げて、肘を少し屈して構へるのである。

此构用于接止敌人来击之面。

原文(掃描頁090) 此の構は、敵が面を討ち來たるを、受け留める構である。

六、下段之构

下段分右下段与左下段。右下段取右半身,双腿充分展开并沉腰,切先对准对手膝下;左下段则取左半身。

原文(掃描頁090) 下段には、右下段と左下段とがある。右下段は、右半身にて股を充分に開いて腰を落し、切先は相手の膝下につける。左下段は、左半身にて構へるのである。

此构并非主动进攻之构,而是应变之构。(参照剑术编)

原文(掃描頁090) 此の構は進んで攻める構でなく、應變の構である。(劍術編参照)

第七节 太刀之构(续)

七、小霞

小霞由右半身起,右足向右横踏的同时举刀,使双手在面前交成十字。另有“千鸟小霞”:由右半身之构,将左足踏至右足的右斜前方。

原文(掃描頁091) 小霞は、右半身より右足を右横に踏みつゝ太刀を揚げ、左右の手が顔面前方に十字になる。又右半身の構より左足を右足の右斜前へ踏み込む千鳥の小霞もある。

两种小霞都是身体向右开,以接止敌人来击之面。(参照剑术编)

原文(掃描頁091) 何れも、小霞は敵が面と討ち來るを、體を右に開きて受け留めるのである。(劍術編参照)

八、手里霞

手里霞在左足向左横踏的同时举刀,双手位于面前,切先朝右,刃口向上;用于身体向左开,承受敌人来击之面。(参照剑术编)

原文(掃描頁091) 手裏霞は、左足を左横に踏みつゝ太刀を揚げ、左右の手が顔面の前方にて、切先は右に、刃先は上を向く。手裏霞は、敵が面を討ち來るを、體を左に開きて受ける事である。(劍術編参照)

小霞与手里霞都不是固定的构势,因其变化如霞,故不特别称为“构”。

原文(掃描頁091) 以上、小霞及手裏霞は一定せる構ではなく霞の如き變化ある爲め特に構とは名付けぬ。

第八节 薙刀的攻击

一、正面

击正面时,多由右半身先切左胴,再以居体略进而击;也可由右半身迈左足进击,再踏右足大幅切下(三条);另有左右足交错进击的方式(四条)。

原文(掃描頁091) 正面を討つには、右半身にて、左胴を切りて後、居體に少し進みて、討つ事が多い。右半身より左足を進めつゝ討ち、右足を踏込み大きく切り下げる事(三ヶ條の事)。又左右の足を踏み違ひに討つ場合もある(四ヶ條の事)。

通常自正中眉间切至胸部,也可如唐竹割般大幅直切到底。凡进击时,左手不可离开身体(左腋)。

原文(掃描頁091) 普通切るところは、真向眉間より胸部まで切るが、大きく唐竹割りに下まで切り下げることもある。總て討つ時は左手を體(左脇)より離してはならない。

二、胴

胴部攻击分右胴与左胴。

原文(掃描頁091) 胴を切るには、右胴と左胴とある。

切右胴,可由右半身或左半身缠入颈部后翻刃而切;也可在右半身切右肩,翻刃再切右胴,随后取十文字之构(四条)。

原文(掃描頁091) 右胴は、右半身、或は左半身にて首へ搔込み、刃を返して切る。又右半身にて右肩を切り刃を返し右胴を切り十文字の構をする事(四ヶ條の事)もある。

切左胴,可由阴之构将右足踏向右斜前而切;也可由上段踏右足切左胴——〔下接扫描页092〕

原文(掃描頁091) 左胴は、陰の構より右足を右斜前に踏出して切る。又上段より右足を踏出し左胴を——〔次頁へ續く〕

〔承上页〕还可用“山回”:旋转一周后切左胴;或在体剑之构中,横退避开来击之面后切胴(二条)等。切胴时同样须注意后手不可离开身体。

原文(掃描頁092) 〔前頁より〕切る場合もある。又山廻りと云ふ事にて、一廻りして左胴を切る場合。及び體劍の構にて、面を討ち來るを横に退き除けて胴を切る事(二ヶ條の事)等がある。胴を切る場合も後の手は體より離さぬ樣に注意しなければならぬ。

三、袈裟切

由天之构或上段(以石突卷住敌人来击之面),右足前踏一步,同时左膝着地,从左肩口沿袈裟方向一直切下。

原文(掃描頁092) 天の構より、或は上段より(敵面と來るを石突にて巻きつゝ)右足を一歩踏み込みつゝ左膝をつき、左肩口より袈裟掛けに下まで切り下す事である。

切下后的切先对准对方右足,但刃口不可触地,应停在离地约三四寸处。此时左手也不可离开身体——〔下接本页左栏〕

原文(掃描頁092) 切り下したる切先は相手の右足につける。但し地上へ刃先をつけてはならぬ、地上約三、四寸にて留める。此の時も左手を體から

此外,也有不完全切下、只以袈裟方向“极定”的方法:施山回切左胴并示刀,振起薙刀,进右足、左膝着地,从左肩口以袈裟方向极定。所谓极定,是本可伸肘将敌斩断,却在薙刀即将斩下处停止,以控制受太刀(二、三条)。另有切左胴后施“鸟飞”(保持居体飞向左斜前),左膝着地,以袈裟方向极定(四条)。

原文(掃描頁092) 離してはならぬ。又、切り下さず袈裟に極める事もある。それは、山廻りして左胴を切りて太刀を示し、薙刀を振り上げ右足を進めて左膝をつき左肩口より袈裟掛けに極める(極めるとは、肘を伸ばせば兩斷できるのを、薙刀を留めて、受太刀を制してゐることである)事と(二、三ヶ條の事)。左胴を切りて鳥飛び(左斜前へ居體のまゝ飛ぶこと)に飛んで左膝をつき袈裟に極める事(四ヶ條の事)がある。

四、小手

薙刀切小手,多从下向上扬击。例如敌人来切左首时,由阴之构身体向左开(左足向左横踏)避开,再从下扬击小手。此时右手充分伸展,与薙刀成一直线;左手抬起,肘部弯曲贴于腋下,意在使切先长驱对准敌人咽喉(一条)。

原文(掃描頁092) 薙刀にて小手を切るのは、下より揚げる事が屢々行はれる。例へば敵が左首を切り來たるを陰の構より體を左に開きて(左足を左横に踏む)除け、下より小手を揚げる。此の時右手は充分に伸し、薙刀と一直線にし、左手は上げ、肘は屈して小脇につけ、切先は敵の喉へつける氣持ちで長く(一ヶ條の事)。

双方以清眼相合时,也可翻转薙刀之刃,从下扬击小手(三、四条)。

原文(掃描頁092) 又清眼に合せし時、薙刀の刃を返して下より小手を揚げる事(三、四ヶ條の事)があり。

面击被对方以鸟居之构接住时,也可从右侧切其承受攻击的左小手(四条)。

原文(掃描頁093) 又面を切りたるを鳥居に受けられし時、其の受けたる左小手を右側より切る事(四ヶ條の事)もある。

五、切上

切上由左上段大幅踏入右足,再从冠入身下段如从敌人两腿之间捞起般向上切。

原文(掃描頁093) 切り上げは、左上段より右足を大きく踏込み、冠り入身の下段より敵の兩股の間を掬ひ上げる如く切るのである。

也可由右清眼以居体前进,同时翻刃,转入冠入身之势并切上。

原文(掃描頁093) 又右清眼より居體に進みつゝ、刃を返して、冠り入身となりつゝ、切り上げる事もある。

六、草薙

所谓草薙,是面对来击之面,转为左半身并以石突将太刀卷落;右足前踏一步,左膝着地,从左肩口沿袈裟方向切下,同时将薙刀拉近手边,再翻刃横薙对方胫部。

原文(掃描頁093) 草薙とは、面に討ち來たるを、左半身になりつゝ石突にて太刀を巻き落し、右足を一歩踏込み、左膝をつき左肩口より袈裟掛けに切り下しつゝ薙刀を手許に引き、刃を返して脛を薙ぎる事である。

袈裟切下时,切先不可离开受方身体;横薙胫部时,切先应对准受方左足。施草薙时,上身不可过度前俯。

原文(掃描頁093) 此の袈裟に切りたる時、切先を受の體より離さぬことが肝要である。又脛を薙ぎたる時の切先は、受の左足につける。草薙の時上體を餘り前屈せぬ樣にせねばならぬ。

七、突

突法有两种:刃口向上,以切先刺腿;或以石突刺击。

原文(掃描頁093) 突くには、刃を上にして切先にて腿を突く事と、石突にて突く事とがある。

以切先突刺时,可在撤左足的同时形成相突,也可踏千鸟步形成相突(四条)。

原文(掃描頁093) 切先にて突く場合には左足を引きつゝ相突きする事と、千鳥に踏みて相突きする事とある(四ヶ條の事)。

以石突突刺时,可由右半身交错步转为左半身,同时刺水月;也可由千鸟相突转身,以石突刺右胁腹(四条)。

原文(掃描頁093) 石突にて突く場合には、右半身より踏み違ひに左半身となりつゝ水月を突く事、及び千鳥の相突きより向き直りつゝ石突にて右脇腹を突く事(四ヶ條の事)とがある。

八、山回

我方取冠入身下段时,敌人来击右胴;此时撤右足,将薙刀贴于右腋承受,再把右足踏至左足左侧,保持薙刀贴身,以右足为轴旋转,撤左足切左胴,即为山回。(参照第一百八图)

原文(掃描頁093) 山廻りは、我、冠り入身の下段の時、右胴を討ち來たるを、右足を引いて薙刀を右脇につけて受け、右足を左足の左横に踏み込み、薙刀を體につけたるまゝ右足を中心に廻り、左足を引きて左胴を切る事である。(第百八圖参照)

在敌前旋转,是为诱敌而后切击。即我方转身时,敌人欲击颈部而进,我方乘势切胴;由于薙刀贴身直立旋转,石突一侧的柄自然可防受颈击。因此薙刀在转满一周前必须始终贴身竖直,不可横倒;既为防颈,也为引受太刀靠近,以便充分切中左胴。

原文(掃描頁093) 此の敵の前にて廻るのは誘ひ出して切る爲めである。即ち我が廻る時、敵が首を討たんとして進みしところを胴を切るのであり、首は薙刀を體につけて廻るときその石突の柄にて自づと防ぎ受けられるのである。故に體につけた薙刀は竪てたるまゝ一廻りするまで、横にしてはならぬ、是は首を防ぐ爲めと、受太刀を近くへ寄せて左胴をよく切る爲めとである。

第九节 太刀的攻击

一、正面击

由清眼略降太刀,向左绕转后举覆于头上,从双手之间观察对手,踏入右足,自眉间向胸口斩下。本流称此为“卷打”,初学者尤其必须反复练习。

原文(掃描頁094) 清眼の構より太刀を少しく下げ、左へ廻して冠り、相手を兩手の間より見て、右足を踏込みて眉間より胸元まで斬り下す。之を當流にて巻き討ちと云ひ、特に初心者は反覆練習せねばならぬ。

击面还可由阴、上段或下段之构起势,随右足或左足前进而击。

原文(掃描頁094) 又面を討つには、陰の構よりと、上段の構よりと、及び下段の構よりと右足或は左足を進みつゝ、討つことがある。

二、小手

薙刀来切左胴时,可由上段撤左足避开,从上击小手(一、二、三条);薙刀取逆手持天之构时,也可由阴之构击其小手(四条)。此外,薙刀来切左胴时,我方撤左足以太刀受住,再进左足,从薙刀下方缠入小手(四条)。

原文(掃描頁094) 薙刀にて左胴と切り來るを、上段より左足を引きて除け、上より小手を討つ事(一、二、三ヶ條の事)及び薙刀、逆手持ち天の構の時、陰の構より小手を討つ事(四ヶ條の事)。又、薙刀にて、左胴と來るを、此の方は左足を引きて太刀にて受け、左足を進み薙刀の下より小手へ搔込む事(四ヶ條の事)もある。

三、首

双方均取阴之构时,右足向右斜前踏入,如刎切般击左首(一条);薙刀来击面时,以手里霞受流,左足踏向左斜前,同时击右首(四条)。

原文(掃描頁094) 薙刀、陰の構、此の方も陰の構より右足を右斜前へ踏込みつゝ左首を刎ねる如く討つ事(一ヶ條の事)及び薙刀にて面を討ち來たるを、手裏霞に受け流し左足を左斜前へ踏込みつゝ右首を討つ事(四ヶ條の事)。

还可先示出取大霞的薙刀,再将右足踏向右斜前,击左首(四条)等。

原文(掃描頁094) 又、大霞につけたる薙刀を示して、右足を右斜前に踏込んで左首を討つ事(四ヶ條の事)等がある。

四、胴

薙刀由冠入身切上时,我方右半身取下段承受,左足踏向左斜前,击右胴(一、二、三条);薙刀取十文字之构时,我方由斜之构大幅踏出右足,切左胴(四条)等。

原文(掃描頁094) 薙刀、冠り入身にて切上げし時、此の方右半身にて下段に受け、左足を左斜前へ踏込みて右胴を討つ事と(一、二、三ヶ條の事)、薙刀十文字の構の時、此の方斜の構より右足を大きく踏出して左胴を切る事(四ヶ條の事)等がある。

第十节 对薙刀攻击的受法

一、面之受

薙刀从正面击来时,可保持居体飞身后退,以清眼相合承受(一至四条);对方大幅踏入切面时,可身体向右开,以千鸟小霞覆于头上并受流(三条);对方以石突突刺后交错跃步击面时,则以鸟居之构接止(四条)等。

原文(掃描頁095) 薙刀にて真向より面と來るを、此方は居體にて飛び退りつゝ清眼に合せて受ける事と(一、二、三、四ヶ條の事)、大きく踏込み面と切り下すを、體を右に開き千鳥の小霞に冠りつゝ、受け流す事と(三ヶ條の事)、石突にて突きたる後、飛び違ひて面と來たるを、鳥居の構にて受け留める事(四ヶ條の事)等がある。

二、胴之受

薙刀来切左胴时,可由太刀上段撤左足避开,同时击其小手(一、二、三条);也可由阴之构撤左足,使太刀与薙刀相合而受止(各条)。

原文(掃描頁095) 薙刀にて左胴と來たるを、太刀上段より左足を引きて除けつゝ其の小手を討つ事(一、二、三ヶ條の事)、及び同じく左胴と來たるを、此方陰の構より左足を引きて太刀にて薙刀と合せて受け止める事(各ヶ條の事)とがある。

薙刀缠入颈部、翻刃切右胴时,可随右足一同收身,旋转太刀,如送开薙刀般避让(一、二、三条);同样来切右胴时,也可撤右足、翻手使太刀与薙刀相合——〔下接扫描页096〕

原文(掃描頁095) 又首へ搔込み、刃を返して右胴と來たるを此方右足と共に體を引きて太刀を廻し、薙刀を送る如く除ける事(一、二、三ヶ條の事)、及び同じく右胴と來たるを、右足を引きて、手を返して太刀を薙刀に合せる如く——〔次頁へ續く〕

〔承上页〕而承受(四条)等。

原文(掃描頁096) 〔前頁より〕受ける事(四ヶ條の事)等がある。

三、首胴之受

薙刀压住我方太刀并缠入颈部时,我方以居体略进,举太刀覆顶避首;对方随即翻刃切右胴时,我方旋转头上之太刀,同时撤右足收身,如压住薙刀般避开。

原文(掃描頁096) 薙刀にて、此方の太刀を抑へて首へ搔込み來たるを此方少しく居體にて進みつゝ、太刀を持ち上げて冠り首を除ければ、直に薙刀の刃を返して右胴と來たるを、此方冠りし太刀を廻しつゝ右足と體を引きて薙刀を抑へる如く除けるのである。

四、切上之受

我方取清眼时,薙刀由冠入身下段切上;我方以居体飞退,以顺手如向下压制般在下段相合受止。

原文(掃描頁096) 此方清眼の構の時、薙刀、冠り入身の下段より切り上げ來たるを、居體にて飛び去り、順手にて抑へる如く、下段に合せ受け留めるのである。

五、草薙之受

我方取右半身时,对方施草薙,便一边撤右足一边飞退(左半身时以居体后退),以太刀从上方如压住薙刀般避开;对方翻刃横薙左胫时,撤左足——〔下接本页左栏〕

原文(掃描頁096) 此方右半身の時、草薙に來たれば、右足を引きながら飛び去り(左半身の時は居體にて退く)つゝ、太刀にて上より薙刀を抑へる如く除ける。薙刀の刃を返して左脛を薙ぎ來るを、左足を引き

并翻转太刀,如将薙刀棟部送向左方般避开。

原文(掃描頁096) て太刀を返して薙刀の棟を左へ送る如く除けるのである。

六、石突之受

石突攻击有向上突起和直刺两种。对向上突起之攻,我方保持居体,右手握柄,左手抵太刀物打处的刀棟,以从上压下之意受止(四条)。

原文(掃描頁096) 石突の攻擊は、突上げる事と突く事がある。突上げる攻擊に對しては、此方居體にて右手は柄を、左手は太刀の物打ちの棟に當てて、上より抑へる氣持ちにて受け留める(四ヶ條の事)。

对方以石突刺右胁腹时,我方略带后退之势转身,以太刀如从上切落般受止(四条)。

原文(掃描頁096) 又、右脇腹を突き來たる時は、此方少しく退き氣味に向き直り、太刀にて上より切る如く受留めるのである(四ヶ條の事)。

七、小手之受

我方由阴之构踏右足击左首时,若薙刀从下扬击小手——〔下接扫描页097〕

原文(掃描頁096) 此方陰の構より右足を踏込み左首を切る時、薙刀にて——〔次頁へ續く〕

〔承上页〕则松开握柄的右手避开(一条)。双方以清眼相合时,对方从下扬击小手,也同样松开右手避开(三条)。我方以鸟居之构受面时,对方来切左小手,则把太刀立于左腋受止(四条)。

原文(掃描頁097) 〔前頁より〕小手を揚げられし場合は、柄を握りたる右手を離して除ける(一ヶ條の事)。又、双方清眼に合したる時、下より小手を揚げ來たる場合も同じく右手を離して除ける(三ヶ條の事)。又、面を此方鳥居に受けし時、左小手と來たるを、太刀を左脇に立てゝ受けるのである(四ヶ條の事)。

八、面、小手、胴之受

薙刀来击面时,我方转为右半身并略进,以鸟居之构接止;对方立即切左小手时,将太刀立于左腋承受;继而对方大幅切左胴时,以居体后退,左手添于柄上,使太刀与薙刀相合受止(四条)。

原文(掃描頁097) 薙刀にて面を討ち來たるを、此方右半身となり少しく進みて鳥居の構にて受け留める。直に左小手を切り來たるを、太刀を左脇に立てゝ受け、次に大きく左胴と來るを居體に退きて左手を柄に添へ、太刀を薙刀と合せて受け留める(四ヶ條の事)。

九、小手、肩、胴之受

我方击左首时,薙刀从下扬击小手,便松开右手避开;对方翻刃立即切右肩时,重新以右手握柄,如向右拂般避开;对方再次翻刃——〔下接本页左栏〕

原文(掃描頁097) 此方左首を討つ時、薙刀にて下より小手を揚げるを、右手を放し除ける。薙刀の刃を返して直に右肩を切り來たるを、右手にて柄を把りて、右へ拂ふ如く除ける。又、薙刀の刃を返して

大幅切右胴时,撤右足,以太刀从左方大幅相合承受,转成斜之构。

原文(掃描頁097) 大きく右胴を討ち來たるを、右足を引きつゝ、太刀にて大きく左方より合せる如く受けて斜の構となる。

第十一节 对太刀攻击的受法

一、面之受

太刀来击面时,可由薙刀左下段撤右足至左斜后,身体后退避开,并以薙刀从上压住太刀(一条);也可撤右足至右斜后,以上段受止(二、三、四条);或撤右足至左斜后,以石突将太刀卷落(各条)——〔下接扫描页098〕

原文(掃描頁097) 太刀にて、面と討ち來たるを、薙刀左下段より右足を、左斜後に引いて體を退きつゝ除け、薙刀にて太刀を上より抑へる(一ヶ條の事)、又、面と討ち來たるを、右足を右斜後に引きて上段に受留める(二、三、四ヶ條の事)。同じく面と討ち來るを、右足を左斜後に引きつゝ、石突にて巻き落す事(各ヶ條の事)

此外,取笹隐体剑之构待机时,对方来击面,可向左横移身体避开,并切其胴(三条)。

原文(掃描頁098) もあり、更に笹隱れ體劍の構にて待つ時、面と討ち來るを、體を左横に更して除け、胴を切る事(三ヶ條の事)もある。

二、首之受

太刀由阴之构来击左首时,我方亦由阴之构将左足踏向左横(依敌人进势与间合,也可向斜前推进或向斜后撤),闪身避开,同时从下扬击小手并收引(一条)。

原文(掃描頁098) 太刀にて陰の構より、左首を討ち來たるを、此方、陰の構より左足を左横へ(敵の進む度合及び間合によつて、斜前へ進み、或は斜後に引くことがある)踏み、體をかはして除け、下より小手を揚げつゝ、引く(一ヶ條の事)。

以大霞转下段待机时,对方来击左首,可撤左足向后避开,同时扬击小手——〔下接本页左栏〕

原文(掃描頁098) 又、薙刀を大霞より下段にして待つ時、左首を討ち來たるを左足を、後方へ引きて除けつゝ、小手を揚げる

(四条)。对方来击右首时,则以石突卷取避开(四条)。

原文(掃描頁098) (四ヶ條の事)。又、右首を討ち來たる時は、石突にて巻きとり除ける。(四ヶ條の事)

三、胴之受

我方取冠入身下段时,受太刀旋转来击右胴;我方略收身体并转向右方,将薙刀稍伸至右侧,在中段附近受住(一、二、三条)。

原文(掃描頁098) 此方、冠り入身下段の時、受太刀、廻りて右胴を討ち來たるを、體を少しく引きて右へ向き直り、右側へ薙刀を少し出し中段邊にて受ける(一、二、三ヶ條の事)。

我方取十文字之构时,受太刀由斜之构大幅踏入击左胴;我方撤左足,以薙刀刃受止(四条)。

原文(掃描頁098) 又、此方、十文字の構の時、受太刀、斜の構より大きく踏み込み、左胴と討ち來たるを、此方、左足を引きて薙刀の刃にて受け留める事もある(四ヶ條の事)。

四、小手之受

薙刀切左胴时,太刀由上段来击小手;此时将薙刀移向左侧,略抬切先而避开(一、二、三条)。

原文(掃描頁098) 薙刀にて左胴を切りし時、太刀を上段より小手を討ち來たるを、薙刀を左へ寄せ少し切先を上げて除ける(一、二、三ヶ條の事)。

切左胴时,太刀受止后又从薙刀下方缠入小手;此时一边撤右足——〔下接扫描页099〕

原文(掃描頁098) 又、左胴を切りし時、太刀にて受け留め薙刀の下より小手に搔込み來たるを、右足を引きつ——〔次頁へ續く〕

第十一节 对太刀攻击的受法(续)

〔承扫描页098〕一边撤右足,一边将薙刀引向颈部上方而避开(四条);也可同样撤右足避开,并以石突向上刺水月(四条)。

原文(掃描頁099) 〔前頁より〕ゝ首へ搔り上げて除ける事と(四ヶ條の事)。同じく右足を引きつゝ、除け石突にて水月を突き上げる事(四ヶ條の事)とがある。

取逆手持天之构时,对方来击小手,则一边收身一边引回薙刀避开(四条)。

原文(掃描頁099) 次に、逆手持ち天の構の時、小手と討ち來たるを、體を引きつゝ、薙刀を引きて除ける(四ヶ條の事)。

第十二节 连续基本练习型

一、第一本(左下段之构) 避面、首、胴

撤右足至左斜后,避开面击并压住太刀;以居体略进,缠入左首,翻刃切右胴,随后后退取阴之构。

原文(掃描頁099) 右足を左斜後に引きて面を除け、太刀を抑へ、少し居體に進みて左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、退きて陰に構へる。

二、第二本(阴之构) 胴、面、切上

右足向右斜前推进,切左胴;以居体略进击面;再以居体推进,由冠入身下段切上。

原文(掃描頁099) 右足を右斜前に進め左胴を切り、少し居體に進みて面を討ち、居體に進みて冠り入身の下段より切上げる。

三、第三本(冠入身下段) 受胴、山回

撤右足并转向右方,将薙刀贴于右腋受胴;施山回,撤左足切左胴。

原文(掃描頁099) 右足を引き右へ向き直り薙刀を右脇につけて胴を受けて山廻りし左足を引きて左胴を切る。

四、第四本(阴之构) 胴、胴、首、胴

右足向右斜前推进,切左胴;以居体前进,大幅旋薙刀切左肩。左足略向左横踏,压住太刀并缠入首部;翻刃切右胴,撤右足避面,以石突卷落太刀,取阴之构。

原文(掃描頁099) 右足を右斜前に進め左胴を切り、居體に進みて薙刀を大きく廻して左肩を切る。左足少し左横へ踏み太刀を抑へ首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、右足を引いて面を除け、太刀を石突にて巻き落して陰に構へる。

五、第五本(阴之构) 避首扬小手、袈裟

左足向左横踏,避首的同时翻刃从下扬击小手并收引;右足先收近左足,再翻刃踏出右足,左膝着地,双手加力沿袈裟方向向上斩入。

原文(掃描頁099) 左足を左横に踏みて首を除けつゝ、下より刃を返して小手を揚げて引き、右足を一旦左足の近くに寄せ刃を返して右足を進みつゝ左膝をつき、諸手をかけて袈裟に搔上げる。

六、第六本(天之构) 避面、袈裟、避面

撤右足至左斜后避面,以石突卷落太刀;进右足、左膝着地,从左肩口沿袈裟方向切下。起身撤右足,再避面并以石突卷落太刀,后退取阴之构。

原文(掃描頁099) 右足を左斜後に引きつゝ面を除け、太刀を石突にて巻落し右足を進め左肩口より袈裟掛けに切り下しつゝ左膝をつき、起ち上り右足を引きて面を除け、太刀を石突にて巻落し、退きて陰に構へる。

七、第七本(左上段之构) 草薙、受面、切上

踏入右足施草薙;起身时撤右足至右斜后,以左上段受面;再进右足,转冠入身切上。

原文(掃描頁099) 右足を踏込み草薙ぎして起上りつゝ右足を右斜後に引いて面を左上段に受留め、右足を進みて冠り入身となりて切上げる。

八、第八本(冠入身下段) 受胴、山回、袈裟

撤右足,将薙刀贴于右腋受胴;施山回切左胴。左足略向左横踏,压住太刀,振起薙刀并略进,左膝着地,从左肩口沿袈裟方向极定。

原文(掃描頁100) 右足を引きつゝ薙刀を右脇につけて胴を受け、山廻りして左胴を切り、左足を少し左横へ踏み太刀を抑へて、薙刀を振り上げ少し進み、左膝をつきて左肩口より袈裟掛けに極める。

九、第九本(笹隐体剑之构) 避面切胴、首、胴

左手以逆手持薙刀,身体向左横移,避面同时切左胴;压住太刀,缠入左首,翻刃切右胴,后退取阴之构。

原文(掃描頁100) 左手を逆手に薙刀を持ち、體を左横にかはして、面を除けつゝ左胴を切り、太刀を抑へて左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、退きて陰に構へる。

十、第十本(阴之构) 胴、面、胴、首、胴

右足向右斜前推进,切左胴;略进击面;右足向右横踏,再切左胴;略进缠入左首,翻刃切右胴;撤右足避面,以石突卷落太刀,后退取阴之构。

原文(掃描頁100) 右足を右斜前に進め左胴を切り、少し進みて面を討ち、右足を右横に踏みて左胴を切り、少し進みて左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、右足を引いて面を除け、太刀を石突にて巻落し、退きて陰に構へる。

十一、第十一本(阴之构) 胴、面、小手、肩

右足向右斜前推进,切左胴;略进击面;翻刃扬击小手并收引;再略进,翻刃切入右肩。

原文(掃描頁100) 右足を右斜前に進め左胴を切り、少し進み面を討ち、刃を返して小手を揚げつゝ引き、少し進みて刃を返して右肩へ切り込む。

十二、第十二本(阴之构) 受面、胴、面、面

撤右足至右斜后,以左上段受面;右足向右斜前推进,切左胴;进左足击面,再进右足大幅切面。

原文(掃描頁100) 右足を右斜後に引き、面を左上段に受留め、右足を右斜前に進め左胴を切り、左足を進めて面を討ち、右足を進みて大きく面を切り下す。

十三、第十三本(右清眼之构) 胴、突、面、小手、胴、逆袈裟

前进二步,将太刀拨向左侧;右足略进右斜前,切左胴;撤右足避小手,以石突刺水月;换步转右半身,击面、击小手;右足向右横踏切左胴;进左足翻刃,由右腰附近逆袈裟切上,收至大霞。

原文(掃描頁100) 二歩進み太刀を左へ寄せ、右足を少し右斜前に進み左胴を切り、右足を引いて小手を除けつゝ石突にて水月を突き、足を踏み替へ右半身となり面を討ち、小手を討ち、右足を右横に踏みて左胴を切り、左足を進め刃を返して右腰邊より逆袈裟に切上げ大霞につける。

十四、第十四本(大霞) 小手、肩、胴

对方示刀(击刀)后,保持原势下沉待机;撤左足避首,翻刃扬击小手并收引;略进后翻刃切右肩,再翻刃切右胴,后退取十文字之构。

原文(掃描頁100) 薙刀を示され(打たれ)て其まゝ下げて待ち、左足を引きて首を除けつゝ、刃を返して小手を揚げて引き、少し進んで刃を返して右肩へ切り込み、更に刃を返して右胴を切り退いて十文字に構へる。

十五、第十五本(十文字之构) 受胴、面、胴、避小手切首、胴、相突

撤左足受住左胴;进左足击面,进右足切左胴;撤右足避小手,同时缠入左首;翻刃切右胴,撤左足并刺腿。

原文(掃描頁100) 左足引いて左胴を受け、左足を進め面を討ち、右足を進めて左胴を切り、右足を引き小手を除けつゝ左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、左足を引きつゝ腿を突く。

十六、第十六本(草薙后的构势) 相突、突、面、避首

起身踏千鸟步(左足踏至右足的右斜前)刺腿;举薙刀,转为左半身的同时避小手,以石突刺右胁腹;撤左足转右半身切面;撤右足避右首,以石突卷落太刀,后退将薙刀竖立。

原文(掃描頁101) 起ち上がり千鳥(左足を右足の右斜前へ踏む)に踏みて腿を突き、薙刀を揚げて左半身に向き直りつゝ小手を除け石突にて右脇腹を突き、左足を引き右半身となり面を切り下し、右足を引いて右首を除け、太刀を石突にて巻落し、退きて薙刀を立てる。

十七、第十七本(逆手持天之构) 避小手、首、胴

撤左足时右手添握,将薙刀引近身体避小手;压住太刀,缠入首部,翻刃切右胴,后退取阴之构。

原文(掃描頁101) 左足を引きつゝ、右手を添へ薙刀を體に引きつけて小手を除け、太刀を抑へて首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、退きて陰に構へる。

十八、第十八本(阴之构) 受面、胴、袈裟

撤右足至右斜后,以左上段受面;右足向右斜前推进,切左胴;施鸟飞(保持居体飞向左斜前),左膝着地,从左肩口沿袈裟方向切下。

原文(掃描頁101) 右足を右斜後に引き、面を左上段に受留め、右足を右斜前に進め左胴を切り、鳥飛び(居體のまゝ左斜前に飛び進むこと)に飛んで左膝をつき左肩口より袈裟掛けに切る。

第二章 礼式

礼法已在第二编第二章概述,本章仅说明薙刀术练习前后的礼式。

原文(掃描頁101) 禮に就ては、第二編第二章に於て大略陳べた所なれば本章に於いては薙刀術の稽古時、前後の禮式を述べることゝする。

对神之礼

在道场练习前,先向神前行礼。切入将薙刀夹于左腋,受太刀佩刀,双方目礼后共同前进二步或数步至道场中央跪下。切入右手添握,将薙刀取出,端直置于左侧;受太刀也拔刀,端直置于身前(薙刀与太刀刃口均朝左)。双方起身后退二步,正坐郑重行礼。由右足起身,依次左、右前进二步并跪下;切入以双手执薙刀举至额前行礼,受太刀同时执太刀举至额前。双方起身后退二步;切入将薙刀夹于左腋,受太刀纳刀佩刀,再行目礼。

原文(掃描頁101) 道場に於ては稽古前、先づ神前に禮をする。切込は薙刀を左小脇に抱へ、受太刀は帶刀して目禮し、揃つて二歩乃至數歩進みて道場の中央に至り跪して、右手を添へ薙刀を出して左側へ眞直に置く、受も拔刀して眞直に前へ置きて(薙刀、太刀共に刃を左に向ける)起上りて二歩退き正座して丁寧に禮をする、右足より起ち左、右と二歩進み跪して、薙刀を左右の手で把りて頂き(禮をする)受も同時に太刀を把りて頂き、起上り共に二歩退き、薙刀は左小脇に抱へ、太刀は納め帶刀して目禮をする。

练习结束后进至神前,行同样的礼。

原文(掃描頁101) 稽古畢りて神前に進み同樣の禮をする。

相互之礼

神前礼结束后,受太刀佩刀前往上席,切入将薙刀夹于左腋前往下座,相距约二间半相对。目礼后,双方依次左、右前进二步并跪下;受太刀拔刀,切入右手添握取出薙刀,以清眼相合后置于地面(太刀与薙刀刃口均向左,约相合五六寸)。双方起身后退二步再跪下(女子以足尖着地、双膝跪地),双手指尖触地,拇指内屈,同时行礼;礼中仍相互注视对方双眼。

原文(掃描頁102) 神前の禮畢りて、受太刀は帶刀したるまゝ上席へ、切込は薙刀を左小脇に抱へ下座に分れ、約二間半隔てゝ相對し、目禮の後、互に左、右と二歩進んで跪して、太刀を拔き、薙刀も右手を添へ出して清眼に合せて下に置く、(此の時太刀と薙刀の刃は左に向け約五六寸合せる)双方、起ちて二歩退き跪して(女子は足を爪立ち兩膝をつく)兩手をつき(拇指は内に曲げ、指頭のみをつく)同時に禮をする。この時の禮は互に相手の目を見守る。

双方起身前进二步并跪下,以双手执太刀或薙刀;以清眼相合后起身开始练习。练习结束,以清眼相合,回到原位,同时行礼。

原文(掃描頁102) 起ちて二歩進み跪し、左右の手にて太刀を又薙刀を把りて、双方清眼に合せて起上りて稽古を始め、稽古畢りて、太刀、薙刀を清眼に合せ元の位置に戻りて同時に禮をする。

双方起身前进二步并跪下;受太刀执太刀,切入执薙刀,取清眼后相互后退二步;受太刀纳刀佩刀,切入将薙刀夹于左腋,同时目礼。

原文(掃描頁102) 共に起上りて二歩進み跪して、受は太刀を、切込は薙刀を把りて清眼につけ、互に二歩退きて、太刀は納め帶刀し、薙刀は左小脇に抱へて同時に目禮をする。

团体练习之礼

道场内个人练习时,以上礼法为正式程序。学校等人数较多时,神前礼可由切入将薙刀夹于左腋、受太刀佩刀,直接行敬礼;相互之礼仍按前述程序。户外则可简化:切入夹薙刀于左腋,受太刀佩刀,相距约六七尺,先行立礼;切入取出薙刀成清眼,受太刀拔刀以清眼相合,开始练习。结束后回到原位,受太刀纳刀佩刀,切入夹薙刀于左腋,再行立礼。

原文(掃描頁102) 道場内に於ける個人稽古の時は以上の如く禮をするのが正式であるが、學校の如く多人數の場合の神前の禮は、薙刀を左小脇に抱へ、太刀は帶刀したるまゝ、敬禮をする。相互の禮は、前述の通りに行ふも、屋外の時は略して薙刀を左小脇、受は帯刀したるまゝ、約六七尺隔てゝ、立禮をして、切込は薙刀を出して清眼に、受も拔刀して清眼に合せて稽古を始め、稽古畢りて元の位置に戻り、受は太刀を納め帶刀し、切込は薙刀を左小脇に抱へて立禮をする。

最后全体面向神前,保持站立行敬礼。

原文(掃描頁102) 終りに揃つて神前に立ちたるまゝ敬禮をする。

礼仪顺序

个人练习时,先向教师或前辈行礼,表示请求指导;再共同向神前行礼,随后相互行礼并开始练习。练习结束,先行相互之礼,再共同向神前行礼,最后向教师或前辈行礼致谢。

原文(掃描頁103) 禮の順序は、個人稽古の時は先づ師或は先輩に對し指導願ふ意の禮をしてより揃つて、神前に禮をする。後、相互に禮をして稽古を始め、稽古畢りて相互の禮をして、揃つて、神前に禮をし、後に師及先輩に對し感謝の意の禮をするのである。

团体练习时,全体先共同向神前行礼,再向教师行礼;对练时,受太刀方与切入方另行相互之礼。练习结束,对练双方先相互行礼,全体再向神前行礼,最后向教师行礼。

原文(掃描頁103) 團體稽古の時は一同揃つて神前に禮をして後、師に對して禮をすまして(一同、相對稽古の時は受太刀側と切込側に分れ相互に禮をする)稽古を始め、稽古畢りて、相互稽古の場合は相互の禮をして後揃つて、神前に禮をする、最後に師に對して禮をするのである。

第三章 薙刀术四条解说

第一节 一条 五津之长刀

切入顺序 切込順序

(下段之构)避面、首、右胴;(阴之构)左胴、面、切上、受右胴、山回切胴、首、右胴、避面;(阴之构)左胴、左胴、首、右胴、避面;(阴之构)避首扬小手、袈裟。

原文(掃描頁103) (下段の構)面除、首、右胴、(陰の構)左胴、面、切上、右胴受、山廻り胴、首、右胴、面除、(陰の構)左胴、左胴、首、右胴、面除、(陰の構)首除小手、袈裟。

切入顺序说明

由右清眼后退二步,竖起薙刀换手,经左清眼转左下段。压住来击之面,缠入首部,翻刃切胴,后退取阴之构;继而切左胴、击面,由冠入身下段切上。受胴后施山回切胴,压住太刀,连续切首、胴,以石突卷落面击,取阴之构;再切胴并大幅切胴,压刀后切首、胴,再卷落面击,取阴之构。最后对来击之首扬击小手,以袈裟方向斩上。

原文(掃描頁103) 右清眼の構。二歩退き、薙刀を立てゝ持替へ左清眼より左下段の構。面と討ち來る太刀を抑へ、首へ搔込み刃を返して胴を切り退きて陰の構。左胴を切り、面を討ち、冠り入身の下段より切上げる。胴を受け、山廻りして胴を切り、太刀を抑へ、首、胴を切り、面を石突にて巻きとり陰の構。胴を切り、又大きく胴を切り、太刀を抑へて首、胴を切り、面を石突にて巻きとり陰の構。首を討ち來る小手を揚げ、袈裟に搔り上げる。

切入与受太刀详解

切入 下段之构(相互行礼后以右清眼相合;后退二步,竖起薙刀,左手换至上方,经左清眼转左下段;受太刀取斜之构时同时完成) 切込 下段の構(相互の禮をして後、右清眼に合せ、二歩退きて薙刀を立て、左手を上に持ち替へ、左清眼につけて、受太刀、斜の構となれば同時に、左下段の構となる)

受太刀 斜之构(行礼后以清眼相合,前进二步;薙刀取下段时,同时撤右足取斜之构) 受太刀 斜の構(禮をして後、清眼に合せて二歩進み、薙刀下段に構へると同時に右足を引いて斜の構となる)

1、面、避首、右胴 1、面、除首、右胴

(切入)撤右足至左斜后避面,压住太刀;略进缠入左首,翻刃切右胴,后退取阴之构。

原文(掃描頁103) (切込)右足を左斜後に引きて面を除け、太刀を抑へ、少し進みて左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、退きて陰に構へる。

(受太刀)撤左足取清眼,进右足以卷打击面;覆刀避首,撤右足并旋刀避胴,后退取阴之构。

原文(掃描頁104) (受太刀)左足を引きて清眼につけ、右足を進みて、巻き討ちに面を討ち、太刀を冠りて首を除け、右足を引き太刀を廻しつゝ胴を除け、退きて陰に構へる。

2、左胴、面、切上

(切入)右足向右斜前推进,切左胴;略进击面,再以居体前进,由冠入身下段切上。

原文(掃描頁104) (切込)右足を右斜前に進め左胴を切り、少し進みて面を討ち、居體に進み、冠り入身の下段より切上げる。

(受太刀)撤左足受胴;略退,以清眼相合受面;再以居体后退,以右下段受止切上。

原文(掃描頁104) (受太刀)左足を引き胴を受け、少し退き面を清眼に合せ受け、居體に退きて切上げを右下段に受留める。

3、受右胴、山回切胴

(切入)撤右足,将薙刀贴于右腋受胴;施山回切左胴。

原文(掃描頁104) (切込)右足を引き薙刀を右脇につけて胴を受け、山廻りして左胴を切る。

(受太刀)左足向左斜前推进切右胴,进右足击首;立即后退避胴并击小手。(常略去击首,直接以居体击小手。)

原文(掃描頁104) (受太刀)左足を左斜前に進めて右胴を切り、右足を進めて首を討ち、直ちに退きて胴を除け小手を討つ。(首を討つを略して居體にて小手を討つ場合多し)。

4、首、右胴、避面 4、首、同胴、面除

(切入)左足略向左横踏,压刀后缠入左首,翻刃切右胴;撤右足避面,以石突卷落太刀,后退取阴之构。

原文(掃描頁104) (切込)左足を少し左横へ踏み太刀を抑へて左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、右足を引いて面を除け、太刀を石突にて巻き落し、退きて陰に構へる。

(受太刀)覆刀避首;撤右足并旋刀避胴;进右足击面,后退取上段。

原文(掃描頁104) (受太刀)太刀を冠りて首を除け、右足を引き太刀を廻して胴を除け、右足を進みて面を討ち、退きて上段に構へる。

5、左胴、左胴

(切入)右足向右斜前推进切左胴;以居体前进,大幅旋薙刀再切胴。

原文(掃描頁104) (切込)右足を右斜前に進め左胴を切り、居體に進みて薙刀を大きく廻して胴を切る。

(受太刀)撤左足避胴同时击小手;以居体后退避胴,再由上段击小手。

原文(掃描頁104) (受太刀)左足を引いて胴を除けつゝ小手を討ち、居體に退きて胴を除けつゝ上段より小手を討つ。

6、首、右胴、避面 6、首、右胴、面除

(切入)左足略向左横踏,压刀后缠入左首;翻刃切右胴,撤右足避面,以石突卷落太刀,后退取阴之构。

原文(掃描頁104) (切込)左足を少し左横へ踏み太刀を抑へて左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、右足を引いて面を除け、太刀を石突にて巻落し、退きて陰に構へる。

(受太刀)覆刀旋转,避开首、胴;进右足击面,后退取阴之构。

原文(掃描頁104) (受太刀)太刀を冠り廻して首、胴を除け、右足を進めて面を討ちて退き陰に構へる。

7、避首扬小手 7、首除小手

(切入)左足向左横踏,避首同时翻刃从下扬击小手并收引。

原文(掃描頁104) (切込)左足を左横に踏みて首を除けつゝ、下より刃を返して小手を揚げて引く。

(受太刀)右足踏向右斜前,击左首;松开右手避小手。

原文(掃描頁104) (受太刀)右足を右斜前に踏込み左首を討ち、右手を離して小手を除ける。

8、袈裟

(切入)先将右足收近左足,再翻刃进右足;左膝着地,双手加力沿袈裟方向斩上并极定,注视受太刀,保持残心。

原文(掃描頁105) (切込)右足を一旦左足の近くに引き、刃を返して右足を進みつゝ、左膝をつき、諸手をかけ袈裟に搔上げ極めて、受太刀を見守る(殘心)。

(受太刀)保持居体后退避开,取下段并注视切入,保持残心。

原文(掃描頁105) (受太刀)居體のまゝ退き除けて下段に構へて、切込を見守る(殘心)。

双方以清眼相合,回到原位。

原文(掃描頁105) 双方共に清眼に合せて元の位置に戻る。

第二节 二条 七津之长刀

切入顺序 切込順序

(天之构)避面、袈裟、避面;(阴之构)左胴、面、切上、受右胴、山回切胴、首、右胴、避面、草薙、受面、切上、受右胴、山回切胴、袈裟。

原文(掃描頁105) (天の構)面除、袈裟、面除、(陰の構)左胴、面、切上、右胴受、山廻り胴、首、右胴、面除、草薙、面受、切上、右胴受、山廻り胴、袈裟。

切入顺序说明

由天之构以石突卷落面击,左膝着地,从左肩口袈裟切下;起身时再卷落来击之面,取阴之构。切左胴、击面、以冠入身切上;受胴后山回切胴,压住太刀,切首、胴,卷落面击后施草薙;起身以上段受面,再以冠入身切上。再次受胴、山回切胴,压住太刀,以袈裟方向极定。

原文(掃描頁105) 天の構。面と來る太刀を石突にて巻きとりつゝ左膝をつき、左肩口より袈裟に切り下す、又面と來るを起ちつゝ石突にて巻とり陰の構。左胴を切り、面を討ち、冠り入身にて切上げる、胴を受け、山廻りして胴を切り太刀を抑へ、首、胴を切り、面を石突にて巻きとり草薙、面と來るを起ちつゝ上段に受留め、冠り入身にて切上げる。胴を受け山廻りして胴を切り、太刀を抑へて袈裟に極める。

切入与受太刀详解

切入 天之构(以右清眼相合;受太刀取斜之构时,同时撤右足取天之构) 切込 天の構(右清眼に合せ、受太刀、斜の構となれば同時に右足を引きつゝ天の構となる)

受太刀 斜之构(取清眼;切入取天之构时,同时撤右足取斜之构) 受太刀 斜の構(清眼につけ、切込、天に構へれば右足を引きつゝ斜の構となる)

1、避面、袈裟 1、面除、袈裟

(切入)撤右足至右斜后避面,以石突卷落太刀;进右足,从左肩口沿袈裟方向切下,同时左膝着地。

原文(掃描頁105) (切込)右足を右斜後に引きて面を除け、太刀を石突にて巻落し右足を進め、左肩口より袈裟掛けに切り下しつゝ左膝をつく。

(受太刀)撤左足取清眼,进右足卷打击面;撤右足转左半身飞退,避袈裟后取左下段。

原文(掃描頁105) (受太刀)左足を引き清眼につけ、右足を進みて巻き討ちに面を討ち、右足を引き左半身となりつゝ飛去り、袈裟を除けて左下段につける。

2、避面 2、面除

(切入)起身时撤右足避面,以石突卷落太刀,后退取阴之构。

原文(掃描頁105) (切込)起ちつゝ右足を引きて面を除け、太刀を石突にて巻き落し、退きて陰に構へる。

(受太刀)右足向右斜前推进击面,后退取阴之构。

原文(掃描頁105) (受太刀)右足を右斜前へ進めて面を討ち、退きて陰に構へる。

3、左胴、面、切上

(切入)右足向右斜前推进切左胴;略进击面,再以居体前进,取冠入身切上。

原文(掃描頁106) (切込)右足を右斜前に進め左胴を切り、少し進んで面を討ち、居體に進みて冠り入身にて切上げる。

(受太刀)撤左足受胴;以清眼受面;居体后退,以下段受止切上。

原文(掃描頁106) (受太刀)左足を引いて胴を受け、面を清眼に受け、居體に退き切上げを下段に受留める。

4、受右胴、山回切胴

(切入)撤右足,将薙刀贴于右腋受胴;施山回切左胴。

原文(掃描頁106) (切込)右足を引きつゝ、薙刀を右脇につけて胴を受け、山廻りして左胴を切る。

(受太刀)左足向左斜前推进切右胴,进右足击首;立即后退避胴并击小手。(初学者略去击首。)

原文(掃描頁106) (受太刀)左足を左斜前に進みて右胴を切り、右足を進め首を討ち、直ちに退き胴を除けつゝ小手を討つ。(初心者は首を討つことを略す)。

5、首、右胴、避面 5、首、右胴、面除

(切入)左足略向左横踏,压刀后缠入左首;翻刃切右胴,撤右足避面,以石突卷落太刀。

原文(掃描頁106) (切込)左足を少し左横へ踏み太刀を抑へて左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、右足を引いて面を除け、太刀を石突にて巻き落す。

(受太刀)覆刀旋转,避开首、胴;进右足击面。

原文(掃描頁106) (受太刀)太刀を冠り、廻して首、胴を除け右足を進みて面を討つ。

6、草薙、受面、切上 6、草薙、面受、切上

(切入)踏入右足施草薙;起身时撤右足至右斜后,以上段受面;进右足,取冠入身切上。

原文(掃描頁106) (切込)右足を踏込み草薙ぎして起上がりつゝ、右足を右斜後に引いて面を左上段に受留め、右足を進め冠り入身にて切上げる。

(受太刀)先撤右足,再撤左足避草薙;进左足击面;撤左足,以右下段受止切上。

原文(掃描頁106) (受太刀)右足を引き、左足を引きつゝ草薙を除け、左足を進みて面を討ち、左足を引きて切上げを右下段に受留める。

7、受右胴、山回切胴

(切入)撤右足,将薙刀贴于右腋受胴;施山回切左胴。

原文(掃描頁106) (切込)右足を引きつゝ、薙刀を右脇につけて胴を受け、山廻りして左胴を切る。

(受太刀)左足向左斜前推进切右胴,进右足击首;立即后退避胴并击小手。(初学者略去击首。)

原文(掃描頁106) (受太刀)左足を左斜前に進みて右胴を切り、右足を進め首を討ち、直ちに退き胴を除けつゝ小手を討つ。(初心者は首を討つことを略す)。

8、袈裟

(切入)左足略向左横踏并压住太刀;振起薙刀略进,左膝着地,从左肩口沿袈裟方向极定并注视对方。切先不可下垂,应对准胸口中央,保持残心。

原文(掃描頁106) (切込)左足を少し左横へ踏み太刀を抑へて、薙刀を振り上げ少し進みて左膝をつきつゝ、左肩口より袈裟掛けに極めて見守る(殘心)。此の時の切先は下げず、胸元中心につけるのである。

(受太刀)太刀被压后,以居体后退避开袈裟,取下段注视切入,保持残心。

原文(掃描頁106) (受太刀)太刀を抑へられ居體に退きて袈裟を退け、下段に構へて見守る(殘心)。

双方以清眼相合,回到原位。

原文(掃描頁106) 双方共に清眼に合せて元の位置に戻る。

第三节 三条 霞之长刀

切入顺序 切込順序

(笹隐体剑之构)避面切左胴、首、右胴;(阴之构)左胴、面、左胴、首、右胴、避面;(阴之构)避面、左胴、面、小手、肩、避面、两次草薙、受面、切上、受右胴、山回切胴、首、右胴、避面;(阴之构)受面、左胴、面、面、受面、切上、受右胴、山回切胴、袈裟。

原文(掃描頁107) (笹隱れ體劍の構)面除左胴、首、右胴、(陰の構)左胴、面、左胴、首、右胴、面除、(陰の構)面除、左胴、面、小手、肩、面除、草薙二回、面受、切上、右胴受、山廻り胴、首、右胴、面除、(陰の構)面受、左胴、面、面、面受、切上、右胴受、山廻り胴、袈裟。

切入顺序说明

由笹隐体剑之构避面并切胴,压住太刀,切首、胴,后退取阴之构。继而切胴、面、胴;保持居体切首、胴,以石突卷落面击,取阴之构。再切胴、面,扬小手、切肩,卷落面击并施草薙两次;以上段受面,取冠入身切上;受胴、山回切胴,压刀后切首、胴,卷落面击,取阴之构。随后以上段受面,切胴、面并大幅切面;再次受面、切上、受胴、山回切胴,最后压刀以袈裟极定。

原文(掃描頁107) 笹隱れ體劍の構。面と來るを除けつゝ、胴を切り太刀を抑へ、首、胴を切り退きて陰の構。胴、面、胴を切り居體のまゝ、首、胴を切り、面を石突にて巻きとり陰の構。胴、面、小手を揚げ肩を切り、面を巻きとりて草薙を二回、面を上段に受留め、冠り入身にて切上げ、胴を受け、山廻りして胴を切り太刀を抑へ、首、胴を切り、面を巻きとり陰の構。面を上段に受留め、胴、面を切り、又大きく面を切り下げ、面を上段に受留め、冠り入身にて切上げ胴を受け、山廻りして胴を切り、太刀を抑へて袈裟に極める。

切入与受太刀详解

切入 笹隐体剑之构(以右清眼相合;受太刀取斜之构时,撤右足,将薙刀绕至身后成构) 切込 笹隱れ體劍の構(右清眼に合せ、受太刀、斜の構となれば、右足を引いて薙刀を後方に廻して構へる)

受太刀 斜之构(取清眼;与切入同时撤右足成构) 受太刀 斜の構(清眼につけ、切込、と同時に右足を引いて構へる)

1、避面切左胴、首、右胴 1、面除左胴、首、右胴

(切入)受太刀取清眼后,左手以逆手握薙刀,身体向左横移,避面同时切左胴;压住太刀,缠入左首,翻刃切右胴,后退取阴之构。

原文(掃描頁107) (切込)受、清眼につければ、左手は薙刀を持ち(逆手にして)、體を左横へかはして面を除けつゝ左胴を切り、太刀を抑へて左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、退きて陰に構へる。

(受太刀)撤左足取清眼,前进击面;立即后退避胴,覆刀旋转避开首、胴,后退取阴之构。

原文(掃描頁107) (受太刀)左足を引いて清眼につけ、進みて面を討ち、直ちに退き胴を除け、太刀を冠り、廻して首、胴を除け、退きて陰に構へる。

2、左胴、面、左胴

(切入)右足向右斜前推进切左胴;略进击面;右足向右横踏,再切左胴。

原文(掃描頁107) (切込)右足を右斜前へ進め左胴を切り、少し進みて面を討ち、右横へ踏みて左胴を切る。

(受太刀)撤左足受胴;略退,以清眼相合受面;保持居体受胴。

原文(掃描頁107) (受太刀)左足を引き胴を受け、少し退き面を清眼に合せ受け、居體にて胴を受留める。

3、首、右胴、避面 3、首、右胴、面除

(切入)缠入左首,翻刃切右胴;撤右足避面,以石突卷落太刀,后退取阴之构。

原文(掃描頁107) (切込)左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、右足を引いて面を除け、太刀を石突にて巻き落し、退きて陰に構へる。

(受太刀)覆刀旋转,避开首、胴;进右足击面,后退取阴之构。

原文(掃描頁108) (受太刀)太刀を冠り、廻して首、胴を除け、右足を進めて面を討ちて退き陰に構へる。

4、左胴、面、小手、肩

(切入)右足向右斜前推进切左胴;略进击面;翻刃扬击小手并收引,再翻刃切入右肩。

原文(掃描頁108) (切込)右足を右斜前に進め左胴を切り、少し進みて面を討ち、刃を返して小手を揚げつゝ引き、刃を返して右肩へ切り込む。

(受太刀)撤左足受胴,以清眼受面;松开右手避小手;撤右足,同时将来切肩之薙刀向右拂落避开。

原文(掃描頁108) (受太刀)左足を引き胴を受け、面を清眼に受け、右手を離して小手を除け、右足を引きつゝ肩へ切込み來るを右へ拂ひ落し除ける。

5、避面、草薙两次 5、面除、草薙二回

(切入)撤右足避面,以石突卷落太刀后施草薙;起身时再撤右足避面,以石突卷取并再次施草薙。

原文(掃描頁108) (切込)右足を引いて面を除け、太刀を石突にて巻き落し草薙ぎをする。起ちつゝ、右足を引いて面を除け、石突にて巻きつゝ草薙ぎをする。

(受太刀)进右足击面,依次撤右、左足避草薙并取下段;进左足击面,以居体后退,再撤左足避草薙并取下段。

原文(掃描頁108) (受太刀)右足を進めて面を討ち、右左と退きて草薙を除け下段につけ、左足を進み面を討ち、居體に退き、左足を引きて草薙を除け下段につける。

6、受面、切上、受右胴 6、面受、切上、右胴受

(切入)起身时撤右足,以上段受面;进右足,取冠入身切上;再撤右足,将薙刀贴于右腋受胴。

原文(掃描頁108) (切込)起ちつゝ右足を引き、面を左上段に受留め、右足を進め冠り入身となり切上げ、右足を引きつゝ薙刀を右脇につけ胴を受ける。

(受太刀)进左足击面;撤左足,以右下段受止切上;左足向左斜前推进,切右胴。

原文(掃描頁108) (受太刀)左足を進めて面を討ち、左足を引きて切上げを右下段に受留め、左足を左斜前に進めて右胴を切る。

7、山回切胴、首、右胴、避面

(切入)使薙刀贴身施山回,切左胴;左足向左横踏,压住太刀,缠入首部,翻刃切右胴;撤左足避面,以石突卷落太刀,后退取阴之构。

原文(掃描頁108) (切込)薙刀を體につけ山廻りして左胴を切り、左足を左横へ踏み太刀を抑へて首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、左足を引いて面を除け、太刀を石突にて巻落し、退きて陰に構へる。

(受太刀)进右足击首;立即后退避胴并击小手;覆刀旋转避首、胴;进右足击面,后退取上段。(初学者略去击首。)

原文(掃描頁108) (受太刀)右足を進みて首を討ち、直に退きて胴を除けつゝ小手を討ち、太刀を冠り廻して首、胴を除け、右足を進め面を討ち退きて上段に構へる。(初心者は首を略す)

8、受面、左胴、面、面 8、面受、左胴、面、面

(切入)撤右足至右斜后,以上段受面;右足向右斜前推进切左胴;进左足击面,再进右足大幅切面。

原文(掃描頁108) (切込)右足を右斜後に引き、面を左上段に受留め、右足を右斜前に進め左胴を切り、左足を進めて面を討ち、右足を進みて面を大きく切り下す。

(受太刀)进右足击面;以居体后退受胴;撤右足,以清眼相合受面,再以千鸟小霞受流来击之面。

原文(掃描頁108) (受太刀)右足を進みて面を討ち、居體に退き胴を受け、右足を引きて面を清眼に合せ受け、千鳥小霞に面を受流す。

9、受面、切上、受右胴 9、面受、切上、右胴受

(切入)撤右足至右斜后,以上段受面;进右足,取冠入身切上;撤右足,将薙刀贴于右腋受胴。

原文(掃描頁109) (切込)右足を右斜後に引きて面を左上段に受留め、右足を進め冠り入身となり切上げ、右足を引き薙刀を右脇につけ胴を受ける。

(受太刀)进右足击面;以居体后退,以下段受止切上;左足向左斜前推进,切右胴。

原文(掃描頁109) (受太刀)右足を進めて面を討ち、居體に退き切上げを下段に受留め、左足を左斜前に進めて右胴を切る。

10、山回、胴、袈裟

(切入)使薙刀贴身施山回,切左胴;左足略向左横踏,压住太刀,振起薙刀略进;左膝着地,从左肩口沿袈裟方向极定并注视对方,保持残心。

原文(掃描頁109) (切込)薙刀を體につけ山廻りして左胴を切り、左足を少し左横へ踏み太刀を抑へて、薙刀を振り上げ少し進みて左膝をつきつゝ左肩口より袈裟掛けに極めて見守る(殘心)。

(受太刀)进右足击首;立即后退避胴并击小手;以居体后退避袈裟,取下段注视切入,保持残心。

原文(掃描頁109) (受太刀)右足を進め首を討ち、直ちに退き胴を除けつゝ小手を討ち、居體に退きて袈裟を除け、下段に構へて見守る(殘心)。

双方以清眼相合,回到原位。

原文(掃描頁109) 双方共に清眼に合せて元の位置に戻る。

第四节 四条 八箇之长刀

切入顺序 切込順序

(右清眼之构)左胴、避小手突刺、面、小手、左胴、逆袈裟(大霞)、避首扬小手、肩、右胴;(十文字之构)受左胴、面、左胴、避小手切首、右胴、相突、首、右胴、避面、草薙、相突、避小手突刺、面、避首;(逆手持天之构)避小手、首、右胴;(阴之构)受面、左胴、袈裟。

原文(掃描頁109) (右清眼の構)左胴、小手除突、面、小手、左胴、逆袈裟(大霞)首除小手、肩、右胴、(十文字の構)左胴受、面、左胴、小手除首、右胴、相突、首、右胴、面除、草薙、相突、小手除突、面、首除、(逆手持ち天の構)小手除、首、右胴、(陰の構)面受、左胴、袈裟。

切入顺序说明

以清眼前进二步与太刀相合并向左拨,切左胴,以石突刺击;依次击面、小手、胴,收至大霞。对方示薙刀后取下段;对方击首时扬击小手,再切肩、胴,取十文字之构。受胴,切面、胴;后退同时切首、胴并形成相突。再切首、胴,卷落面击后施草薙;踏千鸟步相突,避小手并以石突刺右胁;切面,卷取来击之首后竖立薙刀,取逆手持天之构。对方击小手时后退避开,压住太刀,切首、胴,取阴之构;最后以上段受面,切左胴,以袈裟极定。

原文(掃描頁109) 清眼にて二歩進み太刀と合せて左へ寄せ、左胴を切り、石突にて突き、面、小手、胴を切つて大霞、薙刀を示されて下段、首と來る小手を揚げ、肩、胴を切り十文字の構。胴を受け、面胴を切り、退きつゝ首、胴を切つて相突。首胴を切り面を巻きとり草薙、千鳥の相突、小手を除け右脇を突き、面を切り首と來るを巻きとり竪てゝ逆手持ち天の構。小手と來るを退いて除け太刀を抑へて首、胴を切り陰の構。面と來るを上段に受留め、左胴を切り、袈裟に極める。

切入与受太刀详解

切入 右清眼之构(双方相距约二间半取清眼,依次左、右前进二步,使切先相交二三寸) 切込 右清眼の構(双方約二間半隔てゝ清眼につけ、左右と二歩進み切先を二三寸交へる)

受太刀 清眼之构(取清眼,前进二步与薙刀相合) 受太刀 清眼の構(清眼につけ、二歩進みて薙刀と合せる)

1、左胴、避小手突刺 1、左胴、小手除突

(切入)将太刀拨向左侧;右足略向右斜前推进,切左胴;撤右足避小手,同时以石突刺水月。

原文(掃描頁109) (切込)太刀を左へ寄せ、右足を少し右斜前に進み左胴を切り、右足を引いて小手を除けつゝ、石突にて水月を突く。

(受太刀)以居体后退受住左胴;进左足,从下缠入小手;左手抵太刀棟部,如从上压下般承受石突。

原文(掃描頁110) (受太刀)居體に退き左胴を受留め、左足を進め下より小手に搔込み、左手を太刀の棟にあて突を上より抑へる如く受ける。

2、面、小手、左胴、逆袈裟

(切入)换步转为右半身并击面;以居体击左小手;右足向右横踏,切左胴;进左足翻刃,由右腰附近逆袈裟切上,收至大霞。

原文(掃描頁110) (切込)左右の足を踏み替へ右半身となり面を討ち、居體にて左小手を討ち、右足を右横に踏みて左胴を切り、左足を進め刃を返して右腰邊より逆袈裟に切上げ大霞につける。

(受太刀)进右足,以鸟居之构受面;将太刀立于左腋受小手;以居体后退受胴;由右足起后退,避逆袈裟,取阴之构。

原文(掃描頁110) (受太刀)右足を進みて、面を鳥居に受け、太刀を左脇に竪てゝ小手を受け、居體に退きて胴を受け、右足より退きて逆袈裟を除けて陰に構へる。

3、避首扬小手、肩、胴 3、首除小手、肩、胴

(切入)对方示薙刀后,保持原势下沉待机;撤左足避首,同时翻刃扬击小手并收引;略进后翻刃切右肩,再翻刃切右胴,后退取十文字之构。

原文(掃描頁110) (切込)薙刀を示され、其まゝ下げて待ち、左足を引きて首を除けつゝ刃を返して小手を揚げつゝ引き、少し進んで刃を返して右肩へ切り込み、更に刃を返して右胴を切り退きて十文字に構へる。

(受太刀)以居体示薙刀(作击势);右足向右斜前推进,击左首;松开左手避小手;如向右拂般避肩;撤右足受胴,同时取斜之构。

原文(掃描頁110) (受太刀)居體にて薙刀を示し(討つこと)、右足を右斜前へ進めて左首を討ち、左手を離して小手を除け、右へ拂ふ如く肩を除け、右足を引きて胴を受けつゝ斜に構へる。

4、受左胴、面、左胴 4、左胴受、面、左胴

(切入)撤左足受胴;进左足击面;进右足切左胴。

原文(掃描頁110) (切込)左足を引いて胴を受け留め、左足を進めて面を討ち、右足を進めて左胴を切る。

(受太刀)右足向右斜前推进切左胴;撤右足,以清眼相合受面;撤左足受胴。

原文(掃描頁110) (受太刀)右足を右斜前へ進めて左胴を切り、右足を引き面を清眼に合せ受け、左足を引きて胴を受留める。

5、避小手切首、右胴、相突 5、小手除首、右胴、相突

(切入)撤右足避小手,同时缠入左首;翻刃切右胴;撤左足并刺腿。

原文(掃描頁110) (切込)右足を引き小手を除けつゝ左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、左足を引きつゝ腿を突く。

(受太刀)进左足,从薙刀下方缠入小手;覆刀旋转避首、胴;进右足刺腿。

原文(掃描頁110) (受太刀)左足を進め薙刀の下より小手に搔込み、太刀を冠り廻して首、胴を除け、右足を進み腿を突く。

6、首、右胴、避面、草薙 6、首、右胴、面除、草薙

(切入)缠入左首,翻刃切右胴;撤右足避面,以石突卷落太刀并施草薙。

原文(掃描頁110) (切込)左首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、右足を引いて面を除け、太刀を石突にて巻き落し草薙をする。

(受太刀)覆刀旋转避首、胴;进右足击面;依次撤右、左足避草薙并取下段。

原文(掃描頁110) (受太刀)太刀を冠り廻して首、胴を除け、右足を進みて面を討ち、右左と退きて草薙を除け下段につける。

7、相突、避小手突刺 7、相突、小手除突

(切入)起身踏千鸟步(左足踏至右足的右斜前)刺腿;举薙刀,转左半身同时避小手,以石突刺右胁腹。

原文(掃描頁111) (切込)起ち上がり千鳥(左足を右足の右斜前へ踏む)に踏みて腿を突き、薙刀を揚げて體を左半身になりつゝ小手を除けて石突にて右脇腹を突く。

(受太刀)踏千鸟步刺腿;进右足,从薙刀下方缠入小手;身体转向右方,以太刀如切石突般承受突刺。

原文(掃描頁111) (受太刀)千鳥に踏んで腿を突き、右足を進みつゝ薙刀の下より小手に搔込み、體を右へ向き直りつゝ太刀にて石突を切る心持ちにて突を受ける。

8、面、避首 8、面、首除

(切入)撤左足转右半身切面;撤右足避右首,以石突卷落太刀;后退竖立薙刀,取逆手持天之构。

原文(掃描頁111) (切込)左足を引き右半身となり面を切り下し、右足を引いて右首を除け、太刀を石突にて巻き落し、退きて薙刀を竪て、逆手持ち天の構となる。

(受太刀)撤左足至左斜后,以手里霞受流来击之面;左足向左斜前推进,击右首;后退取阴之构。

原文(掃描頁111) (受太刀)左足を左斜後に引きて面を手裏霞に受け流し、左足を左斜前へ進み右首を討ち、退きて陰に構へる。

9、避小手、首、右胴 9、小手除、首、右胴

(切入)撤左足时右手添握,将薙刀引近身体避小手;压住太刀,缠入首部,翻刃切右胴,后退取阴之构。

原文(掃描頁111) (切込)左足を引きつゝ右手を添へ薙刀を體に引きつけ小手を除け、太刀を抑へて首へ搔込み、刃を返して右胴を切り、退きて陰に構へる。

(受太刀)进右足击小手;覆刀旋转避首、胴,后退取上段。

原文(掃描頁111) (受太刀)右足を進みて小手を討ち、太刀を冠り廻して首、胴を除け、退きて上段に構へる。

10、受面、左胴、袈裟 10、面受、左胴、袈裟

(切入)撤右足至右斜后,以上段受面;右足向右斜前推进切左胴;施鸟飞(保持居体飞向左斜前),左膝着地,从左肩口沿袈裟方向极定并注视对方,保持残心。

原文(掃描頁111) (切込)右足を右斜後に引き面を左上段に受留め、右足を右斜前に進みて左胴を切り、鳥飛び(居體にて左斜前に飛び進むこと)に飛んで左膝をつき左肩口より袈裟に極めて見守る(殘心)。

(受太刀)进右足击面;以居体后退受胴;再以居体后退避袈裟,取下段注视切入,保持残心。

原文(掃描頁111) (受太刀)右足を進めて面を討ち、居體に退いて胴を受け、居體に退きて袈裟を除け、下段に構へて見守る(殘心)。

双方以清眼相合,回到原位。

原文(掃描頁111) 双方共に清眼に合せ元の位置に戻る。


来源:《天真正传香取神道流武道教范》(杉野嘉男・伊藤菊枝 著,昭和十六年十一月刊)中日双语图文校订版全文转载,文字与图像均据该版整理。

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